年頭のご挨拶 皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新型コロナ禍からようやく脱却し、暮らしに落ち着きが戻りつつあります。一方、ウクライナ情勢の影響で経済的な打撃を受け、先行きの不透明感もあります。 園芸分野においては、新型コロナ禍で人々の暮らしが大きく変化し、屋外でのガーデニング人口が減少する一方、家庭中心の巣籠生活から観葉植物等の需要が拡大しました。また、2027年横浜国際園芸博覧会の開催に向け、花と緑の大切さが大きく感じられる機会になると期待しています。 当協議会は、2014年の発足以来、屋内に緑の効用を広める啓蒙活動を継続しています。近年、バイオフィリアの考え方に基づきバイオフィリックデザインを取り入れた癒しの空間づくりが注目されており、普及拡大の到来時代が来ました。 こうした中、当協議会は10周年を迎え、新たな活動を展開予定です。特に、観葉植物の管理や健康状態など更に緑の効用を普及するため、(仮称)グリーン・アナリスト資格制度の創設や室内向け仕様に順化した植物に認証ラベルを発行する仕組みを進めます。また、屋内緑化コンクールやセミナー、現地研修会等も積極的に行います。 屋内緑化は、これから大きく期待できる分野です。皆様と一緒になって盛り上げて参りたいと思います。新規会員も募集していますので、興味があり意欲的な方の参加をお待ちしております。 皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。
会長 前田 悟